富永ゼミ:3回生後期終了&国際ゼミ大会

こんにちは!ゼミ生のハマサキです。 後期の試験が終了し、私たち3回生はもうすぐ就職活動が始まります。 しかし!富永ゼミでは就活前にまだ大きなイベントが待ってますよ!シンガポール研修が!!! ハマサキは4年ぶり2回目のシンガポールなので、どれくらい都市が変わっているのか今からドキドキです(*’▽’) さて、1月12日、19日のゼミでは昨年末に引き続き山岸俊男著「信頼と構造:こころと社会の進化ゲーム」を輪読しました。 緻密な実験に基づく社会心理学の難しさに、ゼミ生一同苦戦しておりました(;´Д`) 自分は高信頼な人?それとも低信頼な人?という問いかけも、盛り上がりました […]

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「無能なだけの不毛な研究者」

本当はいただいた書評へのリプライや英語論文の刊行など、色々書かなきゃいけないことがあるのですが、先日、ちょっと嬉しいことがあったので、それについて(本年度のちょっとしたまとめも兼ねて)書きます。 Webに掲載されていた、私の初著刊行記念インタビュー(https://honcierge.jp/articles/interview/211)を読んで、いままで社会人としてずっとやってきたけれど、これまでを振り返り、新しい挑戦として、社会人院生として大学院を受験することにしました。といった内容のメールを、見ず知らずの社会人の方からいただきました。自分よりずっと年長の人の背中を後押しすることになるなんて […]

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富永ゼミ後期活動報告

大変、ご無沙汰しております…!ゼミ生のハマサキです。 ゼミ旅行や後期のゼミナール大会準備などで更新が停滞してしまいました… 今後は更新頻度をあげていきたいと思います!!後期最初の更新が12月だなんて(顔面蒼白) 【これまでの活動振り返り】 7月:オープンゼミナール①開催 →富永ゼミとしては初となるオープンゼミナールでした! 世界の社会問題で、最も重要なもの(最優先して解決すべきもの)は何かを2回生と一緒に議論。 1つの問題を解決することで複数の問題の改善に繋がれば・・・と白熱した議論が繰り広げられました。 8月:ゼミ合宿in福井 →富永ゼミは京都を飛び出して福井県へ!越前海岸を臨む「ふるさとの […]

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今週の富永ゼミでは……(たまには富永が執筆)

たまには富永がゼミの報告をしたいと思います。本日は学期末のシンガポール旅行についての話し合い、クリスマスパーティー、国際ゼミ研究交流会、富永ゼミ内定者との交流会の話をした後、いつもの文献輪読でした。 本日から学期の最後まで、山岸俊男『信頼の構造』(英語で読む人は、Toshio Yamagishi, 2011, ” Trust : The Evolutionary Game of Mind and Society”)を読みます。「日本は集団の凝集性が高くて、相互信頼の高い社会だよね!」という一般的な日本・日本人像を社会心理学の実験によって突き崩していく名著です。大阪のおば […]

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Webサイト『ホンシェルジュ』にインタビュー掲載(+ちょっとだけ補足)

連載もさせてもらっているWeb書評サイト『ホンシェルジュ』に、富永と著書『社会運動のサブカルチャー化』についてのインタビュー記事が掲載されました。 「社会運動サブカルチャー」の正体(立命館大学准教授・富永京子インタビュー) https://honcierge.jp/articles/interview/211 最初、「個人的な語りが多くて誰得(誰が得するのかわからない、の意)だけど、面白がる人いるのかね」と友達とLINEしながら原稿を拝読していたのですが、思いのほか好評で驚いている、といった感じです。ライターの烏丸おいけさんに感謝申し上げるとともに、私の「見当違い」について、心より謝罪をいたし […]

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台灣社會学会年会でセッションと講演(11/26・27)

11/26-27、台湾・花蓮にて開催される台灣社會学会年会にて、セッション「Social Movement and Civil Society in Taiwan and Japan: The Possibility of Creating Partnership and Solidarity」と講演を行います。セッションの方は、環境運動、活動家をめぐる逮捕、グローバルな社会運動についてのプレゼンテーションで、日台比較あり、日本についての現状を論じる研究ありと、聴衆の方々にとって少しでも面白いものであればと思っています。 講演に関しては、「新書發表會: 中國因素、東亞社會運動最前線」というカテ […]

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『Filt.jp』に佐藤優さんとの対談が掲載

11月20日刊行のJTのフリーペーパー、『FILT』Web版、佐藤優さんの連載「右肩下がりの君たちへ」に対談が掲載されています。Webサイトがすーごく格好いいです。 http://filt.jp/issue84/s01.html 言葉足らずになってしまっていて、またこの記事だけ見ると十分に議論を重ねられていないところもあり、これは私の不徳の致すところです。すみません。 私の一貫した考えとしては、近年発生した「若者の社会運動」とそれにかかわる一連の現象を論じる際に、彼らの運動を批評する年長者たちが「若者」という存在とその運動の「新しさ」を結びつけて手放しに評価してしまったこと、またその評価の背景 […]

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富永ゼミ×ホンシェルジュ企画(と、その裏話)

いつの間にか一年間連載していた、書評サイト『ホンシェルジュ』の「マンガを社会学する」のスペシャル企画が更新されてました。あまり直接この連載について言及していただいたことはないのですが、直接お会いした方に「面白いですよ」「毎回読んでます」と言われるとニヤーとするような感じで、モチベーションをいただきながらゆるく続けております。そんなホンシェルジュの連載ですが、今回は富永ゼミとのコラボレーション企画として、ゼミ生との対談の中で「マンガを社会学」しています。 【前編】http://honcierge.jp/articles/interview/191 【後編】http://honcierge.jp/ […]

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『週刊ダイヤモンド』11/5号拙著書評(と、稚拙なリプライ)

今週発売の『週刊ダイヤモンド』にて、作家・佐藤優氏による拙著『社会運動のサブカルチャー化』の書評が掲載されました。まさか、週刊ダイヤモンド!いいのか、週刊ダイヤモンド! オンライン版はこちら http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/18373 ですが、定期購読が必要なようなので、書店などで見かけた際にぜひお手にとってみてください。 内容は転載できないのですが、グローバル化に伴う社会の個人化・流動化の中で、運動は共通の敵や目標ではなく、こだわりやしきたりに基づき形成され、「同好の士」によってクラスター化される――という本書の主張にご賛同いただいた上で、「クラスター化 […]

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