Kyoko makes sweet cake 4

 なんかわりあい長期の連載になってしまっています。ケーキのデコレーションを説明するだけなのに約1ヶ月、いつのまにやら街も秋の足音が聞こえてくるやらこないやら、でもここだけはまだまだ夏なわけで、ともかく、とみながのケーキ作り第4回目です。 【氷砂糖、投入】  リアル感を出すために、流氷となる氷砂糖を投入。しかしベースの氷は水色なので、なんだかちぐはぐさを増す結果に… 【久々のタピオカさん】  タピオカも茹で上がったので、水からあげてみました。真珠みたいな感じで盛り付けようと思っていたのですが、うーんこの…ともかく、海の中に入れてみましょう。 【ぎょ、魚卵?】  早速入れて […]

Continue Reading

Kyoko makes sweet cake 3

2013年夏――狭苦しい都会で窮屈していたある女がいた。その女が広い世界の夢を見ようと着手したのは、まさかのケーキ作りであった。それはどう見ても素人のケーキ作りでしかなかった。しかし女の目には確かに、ケーキを通じて、欧州のかわいた夏の風、涼しげな南極の風景が広がっていたのだ。  「南極ケーキ」(仮名)を作るために、ブルーキュラソーとアガーで海を、そして青いアイシングで氷を作った富永。さて、つぎはどうする? 【チョコレートを溶かす】  前回は、ケーキの上部に青いアイシングを塗っていました。今回はホワイトチョコレートを溶かします。これをどうするかというと… 【塗る!】  サイドに塗りま […]

Continue Reading

Applications of Social Network Analysis (ASNA) 2013

2013年8月30日(土)に、以下のワークショップで報告します。 Applications of Social Network Analysis (ASNA) 2013 http://asna.ch/ 報告タイトルは”Do Activists Connect Their Weak Ties?: The role of protest events as an opportunity to build networks among activists”です。政治参加を長く、様々な人たちと続けていけるのはどのような人たちか?という問いを、ネットワーク中心性を始めとした様々な […]

Continue Reading

Kyoko makes sweet cake 2

 8月某日、都内某所。そこには、夏休みにもかかわらずどこにも行けない一人の女の姿があった。欧米気分を味わうために、砂糖たっぷり、カラフルな「すごいケーキ」を作ろうと精を出す富永。完成形が見えなさ過ぎて危なっかしいことこの上なし!  「南極ケーキ」(仮名。もうこの時点で欧米じゃないじゃん…)を作るために、アガーとブルーキュラソーで海の部分を作った富永。つぎは、氷の部分を作ります。 【左からアイシング用砂糖、ホワイトチョコレート、生クリーム】  基本的には、この上にぷるぷるした海を乗っけるわけですから、冷えると固まるもののほうがいいわけです。そう考えると、生クリームは少し難しいかもしれ […]

Continue Reading

Kyoko makes sweet cake 1

 毎年8月にやってきては日本人児童を困らせるもの、それが「夏休みの自由研究」である。ある者はアサガオの観察を、ある者は手作りのオブジェを先生に提出する――しかし、毎年作成するものであるが故、どうしてもネタ切れの瞬間はやってくる。  富永ももう26歳、夏休みの自由研究から開放され14年と数ヶ月。もうそんなことにわずらわされず、楽しい夏を過ごすはずだった。  時期を同じくして、8月初旬、都内某所。富永に呼び出された友人・O氏は、ある部屋にたどり着く。そこにはダラダラしている富永がいた。  【暇だよね】  「なんかさ、暇だよね」  「なんで?」  「…どこにも行ってないからだと思うんだよ […]

Continue Reading

Kyoko makes "ita" chocolates: Archives

 ――あれから半年の時が経った。今や、とみながのサイトは「カンファレンスでの報告を告知しますよサイト」に成り下がっている。  それはもちろん、大学院生として、若手研究者(の卵)として、真っ当と言えることだろう。しかし、人からあの言葉を投げかけられるたびに、とみながは苦しんでもいた。  「痛チョコの特集で『まだつづきが…』って文言がありますけど、次いつ更新されるんですか?」  忘れていた訳ではない。分かってはいた。ただ、春になり、夏になるにつれ、チョコレートは溶けるものだ。気温が高くなるにつれて、「もう手遅れじゃないか…」と思う時もあった。  しかし、だ。溶けたチョコレー […]

Continue Reading

世界社会学会議横浜大会 プレイベントI 「Global Sociologistsとの対話」

2013年7月13日(土)に、以下のイベントで報告します。 世界社会学会議横浜大会 プレイベントI 「Global Sociologistsとの対話」 http://www.gakkai.ne.jp/jss/2013/06/27162621.php 報告タイトルは”How Activists Connect Their Weak Ties? What is Their “Sense of Community”? : Anti-G8 protest as an Opportunity to Build Networks among Activists&#822 […]

Continue Reading

XVIII ISA World Congress of Sociology (13-19 July 2014)

XVIII ISA World Congress of Sociology in Yokohama (第18回ISA世界社会学会議)のアブストラクト募集がはじまりました。来年7月、横浜での開催になります。 http://www.isa-sociology.org/congress2014/ 私もJoint SessionのCo-organizerとして参加するつもりです。ちなみにセッションタイトルは「Organizing Change – Changing Organization: Social Movements and the Innovation of Organizational F […]

Continue Reading

XXXIII Sunbelt Social Networks Conference of the International Network for Social Network Analysis (INSNA)

2013年5月25日(土)に、以下のワークショップで報告します。 XXXIII Sunbelt Social Networks Conference of the International Network for Social Network Analysis (INSNA) http://hamburg-sunbelt2013.org/ 報告タイトルは”Transition among Participants in Activists’ Networks: Focusing on Protest Events”です。活動家のネットワーク、キャリア、およ […]

Continue Reading

三つの論文(など)が出版されました

先々月、先月、今月と、引き続き論文(&研究ノート)が出版されたので、お知らせです。 そのうちPublicationにもアップします。(そう言いつつ、前回のもまだやってないぞ。すみません。) ひとつは共著、もうふたつは修士論文を元にした単著です。 共著者と取材に御協力頂いた皆様に、心からのお礼を申し上げます。 つぎの出版は10月の予定です。 1)富永京子, 「社会運動のイベント性が生み出す運動参加――2008年北海道洞爺湖G8サミット抗議活動を事例として――」『ソシオロジ』ソシオロジ編輯室, 57巻3号, pp109-126, 2013. 2)富永京子・大澤傑, 「定期的な政治的機会の開放による […]

Continue Reading