オーストラリア・モナシュ大学セミナーに登壇(11/1)、日本社会学会@東大(11/4)

 今月から来月にかけて一つのセミナーと二つの学会で報告します。

・セミナー
Monash Asia Institute (MAI) and Japanese Studies Centre (JSC) Special Public Seminar
01/11/2017,  11:30 am – 1:30 pm
Kyoko Tominaga, “From Counterculture to Subculture: The Study of Social Movement in Japan after the 3.11 Disaster” (URLはコチラ)

 11月1日、オーストラリアのモナシュ大学にて、モナシュ・アジア・インスティテュートと日本研究センターの共催するセミナーに登壇します。モナシュ大学の先生にお声がけいただいて、先日刊行した二冊の本についてお話することになりました。ついに『社会運動と若者』『社会運動のサブカルチャー化』も海外へ!ありがたいことです。
 ちなみにこの前日は、同大学で開催されるカンファレンス “OTHER ASIANS, ASIA’S OTHERING – Inclusionary Utopias, Exclusionary Politics” で報告します。タイトルは “Protest Tourism: Solidarity and Protest in the Era of Individualization in East Asia” で、東アジアで行われた近年の運動についてツーリズムの観点から言及します。

・学会報告
 11/4には、第90回日本社会学会大会(於東京大学)で報告します(プログラムはコチラ)。題目は「社会運動ツーリズム――『個人化』時代における抵抗と連帯の旅」で、こちらでは日本の運動をツーリズムの観点から論じるものです。

 社会運動ツーリズムについて書いたものですが、とりあえず2018年のはじめごろに論文が一つ刊行される予定です。こちらも本にまとめたいところですが、2冊立て続けに出してしまったので、今度こそ少し落ち着いてというか、旅でもしながら少しのんびり書こうかなと思います。自分自身もなるべくライフスタイルの中で「運動」的なことをいろいろ実践するようにしているのですが、その中でたまに遠くに行って、普段お会いしないようなアクティヴィストの方、政治的な関心の高い方とお話すると、知らない本やこれやってみようかなという家事の仕方や余暇の過ごし方について知ることができて、とてもいい感じです。これからも楽しくやっていければいいなと思います。

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