Kyoko meets Kyoto [1]

「今年度もよろしくお願いいたします。『日本学術振興会 特別研究員』から『立命館大学産業社会学部 准教授』になりました……」

モンキーちゃんJPEG版

 モンキーちゃんがとみながの異動を知ったのは、ある冬の寒い日だった。でも、とみなが、ホントに仕事してるの?28年間仕事してなかった人が仕事できるほど世間は厳しくないよ?ということで、モンキーちゃん、とみながの職場に会いに行ってみました。

遠目からですモンキーちゃん
【京都駅からバスに乗ってきました!】

 とみながとは12年ぶりの再会だというモンキーちゃん。久しぶりの出会いに胸がふくらみます。とりあえず、立命館大学の中でも、とみながが所属している「産業社会学部事務室」のある建物に行ってみました。

以学館ですモンキーちゃん
【かっこいい名前!】

 この建物の名前は「以学館」というそうです。立命館大学にはかっこいい名前の建物が多くて、至徳館、修学館、有心館、洋洋館、体育館、図書館……。あれ?最後の二つ……

事務室でモンキーちゃん
【ざわめく事務室】

 産業社会学部事務室で、とみなががどこにいるのか聞いてみるモンキーちゃん。産業社会学部事務室のスタッフの方々は、いつもとても親切で丁寧で、モンキーちゃんも優しくお迎えいただきました。とみながの評判についても聞いてみたかったのですが、怖くてやめました。

 ともあれ、とみながは事務室内の「国際調査・教育センター」にいることが多いとのこと。モンキーちゃんも行ってみることにします。

研究センター
【左上のテープ、モンキーちゃんが来るのと同時にはがれてしまいました。どんな厄…】

 おじゃましてみることにします。

モンキーちゃん参上!
【人のオフィスでさわがないようにしようね】

 ここは社会学研究科Global Project(http://www.ritsumei.ac.jp/gssgp/)という、海外大学とコラボレートしてのリレー講義・アンケート調査による国際比較研究・国際会議などを行うセンターなのだとか。とみながは、計量分析の基本的な手法を講義したり、受講生の皆さんとアンケートの項目作りをしたりしているそうです。

モンキーちゃん、GP新聞を見る
【2011年度からやっているプロジェクトなんですって】

 リレー講義はなんと、数カ国の大学とビデオ通話システムを用いたリアルタイム講義。英語ですが、その前に日本語でのサポート講義があるので、英語が苦手なモンキーちゃんでも安心。自分の興味関心に応じてアンケート調査をして、その分析結果を年度末の国際会議でプレゼンするという大学院生向けのプログラムです。
 英語でのプレゼンや論文執筆についてもメンターの方々がきちんと教えてくれますし、計量分析の実習もあるので、外国語や計量研究が苦手なモンキーちゃんでも大丈夫なのだとか(2018年以降プログラムは一部変わることがあります)。職員さんにも相談に乗っていただいて、とっても親切です。

モンキーちゃん、調査センターにて
【人の家の冷蔵庫を無断で開けるタイプ】

 ともあれ、ここにとみながはいないようです。モンキーちゃん、何か手がかりはないか、とみながのパソコンを見てみることにしました。

<パソコンの中にはなにが……?!次回(https://kyokotominaga.com/kyoko-meets-kyoto-2/)につづく!!>

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