【前回までのあらすじ】富永に会いに行ったものの見つからないイノシシくん。卒論指導をしようと試みるも基礎知識が乏しく、どうしたものかと思っていたところに、生協で有益そうなイベントがあることを知る。イノシシくんは早速研究室を飛び出し、立命館生協に向かうことに・・・。
「イノシシですが参加していいでしょうか?」と問い合わせたところ、生協の方が暖かく出迎えてくださいました。(生協さんはとても親切で、着替えるところまで用意してくださいました。ありがとうございます。何を着替えるかは秘密ですが・・・)
イベントにもちょっとずつ人が集まってきています。飯田先生もいらっしゃったので、イノシシくん、さっそくテキストにサインをしてもらうことにしました。イノシシくんが持っている『現代文化への社会学』という本は、1990年代と「いま」の文化を比較するというコンセプトのテキストです(唐突に宣伝)。
なごやかな雰囲気で、トークイベントが開始しました。あれ、イノシシくんどこいった・・・?
トークイベントの内容はこちらにまとめていただいていますが、ハガキ職人の研究をはじめ、どうやって今までの「社会運動(政治)と文化」研究とつなげよう?と迷っていたた富永にとって、とても勉強になった議論でした。きっとイノシシくんにとっても学びが深かったのではないでしょうか。お越しくださった方、ご関心をお寄せいただいた方、誠にありがとうございました。
そんなわけで、旧年中も楽しく過ごすことができました。
旧年は、ここに載せているような、卒論指導を含む教育活動、新聞・雑誌への寄稿、教科書・論文集の執筆、またこうしたイベントへの登壇であっという間に過ぎてしまった感じのある年でした。今回頂戴したコメントや議論を踏まえて、査読論文・本を書いていくのが、本年の目標です。
ただ、研究であれ着ぐるみであれ、自分にとって楽しいことを多くの人と分け合っていきたいという気持ちはかわりありません。そういう点で、今年も楽しい年にしたいし、みなさんと楽しくやっていければなと思います。
【謝辞】
飯田豊先生、撮影・着ぐるみ運搬にご協力いただいた先生方、立命館生協の職員様方、トークイベントにご参加くださった皆様にお礼申し上げます。誠にありがとうございました。