2月某日、都内某所。そこには「日本人女性のバレンタインデー疲れ」に立ち向かうべく闘う、ある女の姿があった。バレンタイン・プレゼント・レパートリーの硬直化を防ぐべく、痛チョコ作りに精を出す富永。この闘い、吉と出るか凶と出るか――
【雰囲気出てませんか?】
山岡と同じように、満賀も色付けします。ちなみに、この後もいくつか同時並行で作っているのですが、2つ並行して作るのが一番効率がいい気がします。もちろん、キャラの複雑さや冷蔵庫の大きさにもよると思いますが。
【まんべんなくのばす】
ここでは白と黒二色で作っているので、ビターチョコで塗った部分が乾いたら、そのままホワイトチョコを全体にかけます。(何色かで作りたい場合、ホワイトチョコに食紅を溶かして塗るのが一般的なようです。「痛チョコ 作り方」などで検索すると、カラーチョコの作り方を紹介したウェブサイトがいくつか出てきます。)
デコペン、ビターチョコで塗った部分が溶けないようにするためにも、ある程度ホワイトチョコを冷ましてから塗った方がいいかもしれません。
【アンマーイ!】
高温過ぎてもダメですが、かといって低音にしすぎるとホワイトチョコはすぐ固まってしまいます。それにしても甘そう…。こういうときは「アンマーイ!」ですね。食べてないけど。そして肝油じゃないけど。
広範囲にかけたいときは計量スプーンが便利です。ラーメン用の小さなレンゲなども使えます。
【もう一度ここに来て下さい。本当の痛チョコをお見せしますよ。】
さらに冷やします。ここまでくるとあと一歩。この間、次に作るチョコレートの下絵を作っています。チョコの作成と並行して下絵を書く場合、結構頻繁に手を洗う必要があるので、手に付着した水分などにも気をつけたほうがいいかも。
【むむむ】
むむむ、これはもしや…。何を作るかは次回以降のお楽しみにして、ともかく今回は満賀と山岡をみてみましょう。
【今です!】
冷蔵庫から満賀を出して、クッキングペーパーをはがします。
【ンマーイ!】
ちょっとホワイトチョコがはみだしてしまいましたが、出来ました!
【これが本当の痛チョコだッ】
線がよれよれしてますが、なんとか山岡とわかるのではないでしょうか。
【つづく!】
(今週末くらいに更新予定)