Kyoko makes inedible sweets 3

ホワイトデーまであとちょっと!百貨店もスーパーもコンビニもかわいいスイーツでいっぱいですね。ピンク、ハート、キラキラのパールにお星様。でもね、バレンタインデーのプレゼントをくれた彼女(彼)は本当にそういうものが好みなんでしょうか?最近のカワイイ傾向にはちょっと辟易…なんて人も少なくないはずです。そんな彼女(彼)のニーズに合わせて、手作りのプレゼントで差をつけましょう!

(前のチャプターを読んでいない方は、ぜひここから!https://kyokotominaga.com/kyoko-makes-inedible-sweets-2/そして、このお話にはまだつづきがあります。最後の回をみるまで、よいこはまねをしないでね!)

緑のマジパンをシリコン型に詰め込んだとみなが。
こちらはチョコレートと違い、冷やす必要がないので、ぎゅうぎゅう押したら型から外しましょう。

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【このヌメヌメ感が恐竜っぽくない?】

じゃーん!背中のアレもばっちりです。それから、周りに余分なマジパンがついているので、これも取ります。
いわゆるプラモやガレージキット作りでいう「バリ取り」ですな。って言ってもそんな多くの人にわかってもらえないことが分かるくらいには、大人になりましたよ。

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【ヤスリかけなくていいから、プラモよりは楽】

ここで使っているマジパンスティックは、普通にcuocaで販売しているものです(http://www.cuoca.com/item/040555.html)。cuocaも面白い材料や道具が多く、たまに行くと楽しめますので、おすすめです。形ができてきたら、他の色を載せます。

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【恐竜というよりは、そこはかとないロボット感】

まず目、口(歯)、そしてお腹のしましまの部分に白いマジパンを載せます。白色のマジパンは国内でも割とどこでも見ますが、ここでは富澤商店のものを用いています。お腹のしましま、実はもっと多いのですが、ここではディフォルメしてやや少なくしています。ガチャピン、ごめん。今度作るときはもっと(あらゆる意味で)ちゃんとしたものにするから…。
ともかく、次はおなかに赤を載せます。海外で買ってきたものを使ってもいいのですが、ここでは余った白マジパンに赤の食紅を混ぜています。

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【水の混ぜ過ぎに注意】

ここでは少しぼんやりした感じのピンクにしたかったため、食紅を水で溶いたものを使っています。ただ、水を混ぜすぎると、かなり粘度が高くなって扱いづらくなります。広範囲に使いたい場合や頻繁に用いたい場合は、粉のまま混ぜるか、既に色のついているものを使ったほうがいいでしょう。
さて、ここで黒目を入れます。ガチャピンといえば眠そうな黒目がポイントなので、ここは慎重にやりましょう。

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【だるまだったらこれがクライマックスなんだろうけど】

目を入れると、一気にそれっぽく見えますね。
改めて黒のマジパンを作ってもいいのですが、今回は光沢と立体感が欲しいので、黒のチョコレートを用いました。さて、最後にもう一度マジパンでパーツを加えます。そう、眠そうなまぶた!

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【どうでしょう?】

緑のマジパンを半月状にして、白目の上半分に被せます。
――ところで、今回の文章を読んでみても思ったのですが、結構細かい作業も多く、なかなか無駄話(?)をする余裕がなくなってしまいました。作っている間も試行錯誤の連続で、撮影係のO氏もやや退屈してしまい、途中で手遊びすることしばしば。
とみながが赤マジパン相手に苦戦していた時は…

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【エスパーO氏】

超能力を使って、スプーン曲げに没頭していました。(ちなみに曲がらず)
ともかく、完成したので、スプーンを曲げようとしているO氏にお願いして、お皿を持ってきています。

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【ガチャピン大地に立つ】

というわけで、できました!マジパンのガチャピンです。ちょっとボコボコしているのがあれですが、一応個体識別はできる(と信じたい)!
ともかくも、完成です。あとは、そう、あのチョコレートの彼…。

最終回につづく!

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