バレンタインの更新からもう一ヶ月近く…。そろそろ、ホワイトデーのお返しを考え出す人も少なく無いと思います。いつもどおりのお返しもいいけど、そろそろ何かひねりを効かせて、相手との関係をドラマティックなものにしたい…なんて人がどれほどいるのかわかりませんが、とみながが、インパクト「だけ」は豊富な贈り物をご紹介します。今ならまだ間に合う!でも、これを渡してお二人の関係が悪化しても、当方責任は取りかねます!
(前のチャプターを読んでいない方は、ぜひここから!https://kyokotominaga.com/kyoko-makes-inedible-sweets/そして、このお話にはまだつづきがあります。最後の回をみるまで、よいこはまねをしないでね!)
フィギュアからシリコンでとった型は、30分くらいで硬くなります。そのため、シリコンをべりべりっと元のフィギュアからはずします。
おお、緑の肢体がふたたび見えてきましたぞ!(赤い相方風に)
力を入れないとはがれないので、怖いですがここは一気にいきましょう。
さて、フィギュアを完全に抜いた状態で、型取りができているかチェックします。うーん、とりあえず、悪くないかな?チョコレートを中に入れてみないとなんともいえませんね。
とはいえ、いったんはフィギュアを包んだシリコンですから、このまま使うわけにも行きません。食器用洗剤でよく洗って…
水分が混ざらないように、よく拭きます。
そして、先ほど溶かしたチョコレートを型に入れます。
冷えて少しかたくなっているものよりも、液体に近い状態のものをそのまま型に入れてしまうほうがいいと思います。たくさん入ったなと思ったら冷蔵庫に入れて、20分くらいの間、チョコレートが冷えるのを待ちます。
冷えたチョコレートを型から取り出します。油分が多いので簡単かと思いきや、ホワイトチョコが手の温度で溶ける溶ける。なかなか元の姿では取り出せません。さらに、型を二つに分けているため、出てきたチョコレートをくっつけてフィギュアの形にする必要があるわけですが…
なんかあんまりあれですね、…子供の恐竜っていうよりは、まだ作りの粗い自由の女神って言ったほうが通じそうな感じがしますよ…
ともかく、チョコレートの片面ともう片面をくっつけたあと、さらに冷やします。この間に、ホワイトデー用のものを作りましょう!
「これ何?」
「スイスで買ってきた(注:https://kyokotominaga.com/applications-of-social-network-analysis-asna-2013/)」
どうやら、予め色を付けてあるマジパンのようです(http://www.shop.olomarzipan.ch/index.cfm?fuseaction=shopOlomarzipan_bestellung.uebersichtAnzeigenAktualisieren&kategorieParentId=101967&kategorieId=11&startposition=1&endposition=12)。他にも赤や青、黄色や黒など、色々な種類のものがあり、みているだけでも楽しいです。
それにしても、スイスには学会報告をするために行ったと聞きましたが、百貨店の地下食料品売り場までくまなく探しまわって私物を買う時間もあったとは、驚きです。ただ、そんな嫌味を言ってもホワイトデーのプレゼントは作れませんので、先に進みましょう。
おもむろにさっきの型を取り出し、この緑のマジパンをぎゅうぎゅうに詰めるとみなが。
この色…そしてこの形…何となく予想はつくけど、いったい何が起きようとしているのか?
次回に続く!