Kyoko makes inedible sweets 1

※この企画にはまだつづきがあります(近日中に公開予定)。
最後の回をみるまで、よいこはまねをしないでね!

毎年2月に来ては日本人女性を困らせるもの、それが「バレンタインデー」である。ある者は手編みの装飾品(さすがにもうそんなにないか?)を、ある者は有名ブランドのアクセサリーを意中の男性にお贈りする――しかし、毎年お渡しするものであるが故、どうしてもネタ切れの瞬間はやってくる。
富永もそうした「贈り物ネタ切れ」の危機に直面する日本人の一人であった。…でもね、最近思うんです。ネタ切れの危機にあえいでいるのは、女性だけでなく男性も同じなんじゃないかってこと!

時期を同じくして、2月初旬、都内某所。富永に呼び出された友人・O氏は、ある部屋にたどり着く。そこにはなにやら真面目な顔で何かと向かい合っている富永がいた。

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【研究関連?じゃないよね…。】

近づいてみると、必ずしもこの手の企画で使うようなものではないのもちらほら。

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【教科でいうと何なの?家庭科?図工?】

ともかく、とみなががこねているものについて情報が必要です。

「何こねてるの?」
「シリコン」

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【確認しておきますけど、これバレンタインデーとホワイトデー企画ですよね?】

とみながが混ぜてこねているのは、「ブルーミックス」というシリコン。型取り用に使うもののようですが…。白いものと青いものを30秒程度まぜると、硬化がはじまるというしくみのものです。
そそくさと台所に行き、フィギュアを洗うとみなが。

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【多才な朝の人気者】

丁寧にキッチンペーパーで水を拭き取るとみなが。
これで大体何するかわかってきましたね。そう…

「これまさか…」
「チョコレートのフィギュアつくる!」

実はとみなが、結構なフィギュアオタク。特にガレージキットが大好きなのですが、東京で貧乏院生生活をはじめてからというもの、塗装や組み立てが出来る場所がないと嘆いておりました。
確かに、チョコレートのフィギュアなら匂いもせず安心でしょうが…自分のエゴを他人へのバレンタインプレゼントで解消するというのは、いかがなものでしょうか?そんなことでうまくいくのでしょうか?ともかく、続けましょう。

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【優しく包みます】

さっきまでこねていたブルーミックスで、ガチャピンの型取りをします。多才な彼のことですから、まさかこんな平凡な人間にイニシアチブをとられて、型を取られるとは思っていなかったことでしょう。ごめんなさい。

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【さらに押し込む。これぞダメ押し】

結構すぐ硬くなるので、その前にぎゅっとフィギュアを押し込みます。形がはっきり出ればいいのですが、この勝負吉と出るか凶と出るか?すみません、ガチャピンさんもう少し辛抱してください。
これだと半分しか作れないので、もう半分もブルーミックスで型取りします。

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【もう何やってるかわからんな】

これを見た途端、O氏が「棺桶?」とつぶやきました。
ブラックすぎるぞ。

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【まいどおなじみ】

ホワイトチョコの出番です。ということは…なにをするのか何となくわかってきたぞ!
ちなみに今回のチョコは、昨年用いたものとは違い、タブレット状ではなくフレーク状のもの。これも使いやすいのでとてもおすすめです。

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【ぐるぐる~(当ホームページ開設以来三回目)】

もうこの手の企画ではお馴染みですが、ホワイトチョコのテンパリングです。温度を上げたり下げたりがなかなか大変。今回は、O氏もやってみてみます。

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【O氏もぐるぐる~】

何やら平穏なムードで過ごしていますが、果たしてうまくいくのか?
続きは近日中に!

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