夏といえば客員研究員の季節(?)ですが、富永研究室でも現在、お三方の研究員の方の受け入れをしています。
– 専門研究員として4月から活動され、環境社会学・社会運動論を専攻されている藤田研二郎さん(http://researchmap.jp/fjtkjr/)
– 客員研究員として平和中島財団の支援により6月から7月まで滞在される、情報学・経営学を専攻されているUniversity of Liège の Tommi Tapanainenさん(https://www.researchgate.net/profile/Tommi_Tapanainen2)
– 客員研究員として7月中滞在される、計量社会学・社会階層論を専攻されているLi Shuanglong さん(http://shuanglongli.weebly.com/)
以上です。私自身、毎年海外の大学で過ごさせてもらう中で大いに刺激を受けたこともあり、自分でもお世話になった方を歓迎できたらと思って大学に職を得たため、やりたいことができるのはとても嬉しいです。ちなみに「専門研究員」は立命館独自のシステムだと思うのですが、「国内外の教育・研究機関、企業(研究職)等で活躍できる若手研究者の育成を図るとともに、若い研究スタッフを拡充することによって本大学教員の幅広い基盤的研究を充実させ、研究成果の創出を促進すること」(2016年度募集要項より)を目的としたものですが、年俸制の研究員ということで、若手の方にはいいのではないかと思います。毎年冬ごろに募集がありますので、関心のある方はぜひチャレンジしてみて下さい。
私自身は、9月にウィーン大学日本学研究所の客員研究員として活動する予定です。最近書けていない英語論文を集中して執筆しようかと思います。
最後に、上の写真は、「ナサン・マグー東京読書会」(拿山瑪谷東京讀書會)という、台湾の留学生の方々による研究会で報告した際の告知ポスターです。東アジアの社会運動どうし共通点も多いためか、「個」と「組織」をいかに調停するか、運動に対するバッシングにどう対応していくかなど、実務的な視点からインプリケーションを引き出していただいて、研究者としてはありがたい限りでした。本も何冊か持っていったのですが、右の写真はその即席・販売用ポップです。東京では多くの方にお手にとっていただき、手元には自分用しか残りませんでした。ありがたいことです。
以下はレクチャーと質疑応答の映像で、なんと北京語の通訳付きです。(Part1: https://www.facebook.com/ngasanmaku/videos/1410283079050974/ Part2: https://www.facebook.com/ngasanmaku/videos/1410359152376700/ ※途中、少し通信状態が悪くなり、間があいています)