なんと、『社会運動と若者』の合評会を大阪でもやっていただけることになりました。次回は、立命館大学大阪いばらきキャンパスでの開催となります。2月19日(月)16時30分から18時30分という、どっ昼間というほどではないですが平日夕方で、参加しづらい方もいらっしゃるかと思いますが、学生・院生・研究者・市民の皆様大歓迎ですので、ぜひぜひいらしてください。いばらきキャンパスはアクセスもよく、出来たばかりのきれいな校舎なので、そういった意味でもおすすめ(?)でございます。
コメンテーターは、高村学人先生(立命館大学政策科学部教授・御主著『アソシアシオンへの自由』『コモンズからの都市再生』)と長谷川貴陽史先生(首都大学東京都市教養学部教授・御主著『都市コミュニティと法』)、司会は桜井政成先生(立命館大学政策科学部教授・御主著『ボランティアマネジメント』)でいらっしゃいます。これまでの読書会に参加された方も、また異なる角度から議論できる感じになっていると思いますので、ぜひぜひお越し下さい。もちろん読んでない方も大歓迎です。どうぞよろしくお願い致します。
それにしても、決して手に入りやすくない本にもかかわらず、こんなに何度もいろいろなことをしていただける、本当に幸せな本と著者だと思います。もう何度目の御礼かわかりませんが、この本を書くきっかけを作ってくださった皆様、取材をお受けくださった皆様、版元のナカニシヤ出版をはじめ、製作に関わってくださった皆様、読んでくださった皆様、そしてこのような会を開催していただいている皆様に、心よりの感謝を申し上げます。
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【合評会『社会運動と若者』(富永京子著、ナカニシヤ出版)】
SEALDsに代表される、若者による安保反対運動は何だったのか。運動に参加した学生達を分析した初の学術的成果である、富永京子/著 『社会運動と若者 日常と出来事を往還する政治』(ナカニシヤ出版)の合評会を行います。
<予定>
2018/2/19(月)16:30〜18:30
立命館大学大阪いばらきキャンパス B棟4F 第2研究会室
(キャンパスマップ)
http://www.ritsumei.ac.jp/campusmap/#page-title3
※会場のご都合もあるとのことですので、富永([email protected]、https://twitter.com/nomikaishiyouze)まで事前にご連絡いただくか、あるいはFacebookイベントページ(https://www.facebook.com/events/194174044653707/)からご登録いただくのが安全かもしれません。
<登壇者>
第一評者 高村学人(立命館大学 政策科学部 教授)
第二評者 長谷川貴陽史(首都大学東京 都市教養学部 法学系 教授)
著者(富永京子)からのコメント
司会 桜井政成(立命館大学 政策科学部 教授)
以下、出版社サイトから引用(http://www.nakanishiya.co.jp/book/b284530.html)
「若者」たちの語りから見えてくるものは何か。
社会運動の規範や作法(社会運動サブカルチャー)はどのように形成されるのか。
「若者」と2011年以降の社会運動の特質を、当事者が集合するデモなどの「出来事」と、他者との関わりの中で揺れる「日常」生活についての語りから浮き彫りにする。
誰もが個別に特殊な形でしか政治を体験できないのが現代の日本社会であり、彼らは自らが体験した政治を、自らの文法で語っているにすぎないのではないか。(中略)私たち年長者は自分たちが思うほど若くないし、若者たちは思った以上に年長者とは異なる体験を生きている。だからこそ、彼らの意味世界を汲み尽くす試みからまずは始める必要があるのではないか。(「はじめに」より)
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