2018年やったこと

あけましておめでとうございます。ちょっと旧年は自分でもゲンナリするくらい研究できなかった(いや、しなかった……)です。今年はさすがに崖っぷちというか……、きちんと査読論文、何より国際誌、を書かないとな、と思います。

■2018年研究・社会貢献
【論文】
1)「カウンターカルチャーとしての旅 – 社会運動のツーリスティックな側面を通じて」『立命館言語文化研究』29(3): 175-190.(査読あり)
2)「社会運動のメディア・リテラシー――日常からの逸脱か、それとも日々の延長か」『世界思想』45: 86-90.(依頼あり)
3) 「若者のライフスタイル運動との連携の可能性ーー欧州の消費者運動からの示唆」『まちと暮らし研究』28: 60-67. (依頼あり)

【教科書】
– 「私たちの「もうひとつの世界」のための試み―自治キャンプを通じてグローバルな相互理解を考える―」山田真茂留編『グローバル現代社会論』文眞堂
– 「社会運動:暮らしを通じた「らしくない」社会変革の試み」高野光平・加島卓・飯田豊編著『現代文化への社会学――90年代と「いま」を比較する』北樹出版
– 「社会運動におけるメディア,社会運動というメディア」岡本健・松井広志編『ポスト情報メディア論』ナカニシヤ出版

【学会発表・招待講演】
1) “Protest Tourism: Solidarity and Protest of Young Japanese in the Era of Individualization” University of Vienna Public Seminar, May 7th, Vienna (Invited)
2) “Institutionalization Changes the Movement Culture: The Case of Election Campaign Activists in Japan” International Conference on Multicultural Democracy, May 17th, Fukuoka
3) 「研究におけるインタビューの技法と倫理」2018年度日本選挙学会大会 ラウンドテーブル 」於拓殖大学,5月18日(招待)
4) “Affection and Mobile Media: The Case of Youth Movement in Japan” Cultural Typhoon 2008, June 23th, Kyoto
5) 「『誰にでもあった時期』をめぐる共感と断絶」社会文化学会 第21回大会全体シンポジウム「抵抗の文化は可能か―社会運動の再考」,12月8日,於立命館大学(招待)

【資金獲得】研究代表者分のみ
– 「社会運動と知識人の新たな関係性」(ソーニャ&加藤周一・若手研究者育成プログラム、立命館大学研究部)
– 「1970年代における「若者」表象の研究――政治の季節と大衆消費社会のはざまで」(人文科学、社会科学に関する学際的グループ研究助成、サントリー文化財団)
-「『ハガキ職人』から見るラジオ文化の創造と再生産」(研究助成、公益信託高橋信三記念放送文化振興基金)
-「子どもの政治・社会イメージと生活環境」(国際言語文化研究所 萌芽的プロジェクト研究助成プログラム、立命館大学研究部)
– 「「若者が社会について語る場」としての雑誌投稿・ラジオ聴取の再検討」(財団せせらぎ)


【エッセイ・寄稿・インタビュー・コメント】
– 「 セルフプロデュース力『UP』講座 」『GINZA』2月号
– 「変わらないことへの保守的な愛着としての青春」『ユリイカ』3月号「特集 岡田麿里」
– 「マンガの目利きが厳選!今、読むべき55作」『VOGUE JAPAN』5月号 → Web版で少し読めます
– 「つながりの今、運動の現在」『生活の批評誌』
– 共同通信3/28発信記事コメント(「中学校道徳教科書検定」関連記事)
– 朝日新聞4/6朝刊記事「主語は『私』デモの系譜――吉岡忍さんが見る ベ平連と官邸前抗議」コメント
– 信濃毎日新聞4/25朝刊記事「日本人の『政治ぎらい』と若者の社会運動」
– Webマガジン「Wezzy」特集「性を語ること
– インタビュー「一枚岩にならない個人化時代の社会運動サブカルチャー」RITSUMEIKAN RESEARCH STORIES
– 共同通信7/1発信記事コメント(高齢者描く漫画に共感 生きがいや不安、介護などに光当て 中高年読者、自らの将来重ね反響)
– インタビュー「世代を超えた社会運動は可能か? 思想押しつけ若者に抵抗感」(東京新聞0727/中日新聞0728)
対談 「忖度」か「炎上」か、言いたいことも言えない世の中は変えられるか 五十嵐泰正(社会学者)×富永京子(社会学者)(前編)/「運動」への不信はなぜ増幅したのか 五十嵐泰正(社会学者)×富永京子(社会学者)(後編)
– 対談「きっかけは「政治に無関心な若者が立ち上がった」という言説への疑問」(『真夜中の補講』藤野裕子 × 富永京子)(ホンシェルジュ)
– 「組織と個人を透徹に描く 合理的な個人による不合理な集合行動としての『レッド』」『ユリイカ』9月臨時増刊号「山本直樹」
– 共同通信書評欄12/8発信 ゼイナップ・トゥフェックチー著・毛利嘉孝監修/中林敦子訳『ツイッターと催涙ガス』(Pヴァイン)
– 轉角國際 udn Global 記事コメント「青年入陣:日本學運青年參政的震撼教育

【連載】「時事ウオッチ」毎日新聞大阪本社版,隔月
「安全」は誰が決めるのか
傷ついた人の束の中で
「生産性」を掲げる背景に
社会のせいにできない「私」

【一般向け講演・研究会・トークイベント】
まとめ中

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