研究会「建築と住宅を自治と社会運動の視点から再考する」 Autonomy in Architecture: Revisiting Housing through Social Movements (2026/1/14@東京)


この度、富永研究室では、研究プロジェクト「空き家を利活用した都市空間の自主管理・運営ーースクウォット・DIY研究の文脈から」の一環として、欧州におけるスクウォットを空間自治の観点から研究してこられたPijatta Heinonen氏を招聘し、岡部明子先生・祐成保志先生をコメンテーターに迎え研究会を行います。ぜひご参加をご検討いただけましたら幸いです。

研究会「建築と住宅を自治と社会運動の視点から再考する」Autonomy in Architecture: Revisiting Housing through Social Movements

開催日時:2026年1月14日(水) 14:00-17:00

会場:立命館大学東京キャンパス(東京都千代田区丸の内1-7-12サピアタワー8階)   ※対面・オンラインのハイブリッド開催

使用言語:英語(翻訳アプリなどのご活用も歓迎です)

参加登録フォーム:https://forms.gle/2uW89ciKWCDYF5g16

お問い合わせ:立命館大学富永研究室([email protected]
登壇者:Pijatta Heinonen, Ph.D.

講演タイトル:Beyond Planning: Prefiguring Horizontal Practices of Architecture in the Context of Autonomous Geographies

コメンテーター:岡部明子(東京大学)/祐成保志(東京大学)司会:富永京子(立命館大学)

現代社会において、私たちはどの程度、自律的・主体的に「住まい」を形成しているでしょうか。普段の暮らしの中で、住宅や建築と「社会運動」や「対抗」といった概念が結びつくことは、決して多くはありません。しかし、地理学・建築学・社会学といった諸分野では、建築や空間形成を、対抗や権利の実践として捉える研究が蓄積されてきました。本研究会では、欧州における空き家の占拠(スクウォット)や自主建設の実践を長年にわたり研究し、2024年に博士論文を発表した Pijatta Heinonen氏をお招きします。Heinonen氏から住民の集合的意思決定に基づく建築プロセスの研究成果をご報告いただき、住宅・都市空間研究の専門家である岡部明子氏、祐成保志氏よりコメントを頂きます。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

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