ハガキ職人は新聞寄稿の夢を見る

 最近、いくつかのシンポジウムやイベントでのお話が終わって、重要な情報をいろいろもらったはずなのですがまとめきれていません。とりあえず最近書いた記事を貼っておきます。共同通信書評欄にゼイナップ・トゥフェックチー著・毛利嘉孝監修/中林敦子訳『ツイッターと催涙ガス』(Pヴァイン)を書きまして、写真は京都新聞(2018/12/9)のものです。  共同通信の寄稿はある程度いろんな紙面に載ってからまとめたものをお送りいただくのですが、たまに「あれに載ってたよ」と言われることがあり、人から新聞をもらったり大学で見たりします。これもそういう感じです。  先日、メディア論に関するトークイベントでお話した際、「 […]

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人にかけて後悔した言葉

 毎日新聞大阪本社版の隔月のリレー連載が、今週の日曜版に掲載されています。下にこっそり掲載していますが、同じ日の他の記事もとても興味深かったので、ぜひ毎日新聞さんのサイト(https://mainichi.jp/articles/20181111/ddn/010/070/026000c)から読んで、他の記事に飛んでいただけると嬉しいです。  私はだいたい、人と長めに話した日は帰宅中とか夜眠るベッドの中とかで、具体的な言葉を思い出して「ああ~こんなこと言うんじゃなかった~」と心の中でじたばたするタイプなのですが、中でも「人にかけて、猛烈に後悔した言葉」があります。それは、ある被害や苦しみを訴えた […]

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教科書三冊に執筆しました

今秋刊行される3つの教科書に一章ずつ書いてます。 – 山田真茂留編『グローバル現代社会論』文眞堂 – 高野光平・加島卓・飯田豊編著『現代文化への社会学――90年代と「いま」を比較する』北樹出版 – 岡本健・松井広志編『ポスト情報メディア論』ナカニシヤ出版 いずれも身近から見るグローバル社会/現代文化/メディアという感じで、面白いテキストです。いずれも、私はライフスタイル型の社会運動について、いわゆる「新しい社会運動」とはまた違う形で書いています。 正直なところ、教科書を書くことの意義はまだよく分かっていません。ただ、おそらく社会運動があまり身近でない日本の社 […]

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この秋冬はぜひ社会運動研究関連のシンポジウムへ!(日本国内、11月-1月)

この秋冬は社会運動研究関連のシンポジウムがスゴイ! とりあえず、自分が行こうと思っているものを中心にまとめてみました。(特に私が関わっているものではなく、勝手に宣伝しているだけなので問い合わせは各シンポジウムのご担当窓口様にお願いします) ■ 社会運動史を学びほぐす——小杉亮子著『東大闘争の語り—社会運動の予示と戦略』を読む(11月11日、於京都) 5月に刊行された、小杉亮子さんのご本『東大闘争の語り』(新曜社)の書評会です。カフェで開催されるオープンな雰囲気ということなので、研究者に限らず、実践されている方にもおすすめだと思います。素晴らしいご本なのでぜひ。 (公式ウェブサイトがないのでツイ […]

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10月からはこちらで講義とお話

 10月後半から12月までの講義とお話予定のなかで、一般に公開しているものを並べています(非常勤での講義なども混ぜていますが、ここにあるものは、受講生の方々の許可をいただいて、基本的には参加自由にしています。資料準備等の予定もございますため、参加希望の方は富永 nomikaishiyouze_gmail.com (_は@に変更でお願いします) までご連絡いただけますと有難く存じます)。 – 慶應義塾大学 日吉キャンパス「自由研究セミナー」(隔週金曜日、次回は10/26(金)13:00-16:00)  少人数での文献購読です。10月中は、田村哲樹・松元雅和・乙部延剛・山崎望著『ここか […]

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夏のウィーン滞在:私の心の中の「小姑みたいなやつ」

 8月から9月までウィーンで過ごして、ようやく先日出張報告書を大学に提出しました。証憑書類やらなんやらをまとめてしまったら時間が経ってしまって…。今回の滞在は、2018年度 ソーニャ・カトー&加藤周一・若手研究者育成プログラムによるものでしたが、一部に科研費、公益財団法人高橋信三奨学金を使わせていただいています。  実は、来年度はウィーン大学でサバティカルの期間を過ごすので(ただ、調査や講演で日本に帰ってくることはそこそこありそうなのですが)、ウィーン大学の先生方や学生・院生の方々、ソーニャ・カトーさんと交流ができ、とくに、ウィーンの社会運動や自治空間について多くを知れたことは、自 […]

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同い年の数理社会学者、吉良洋輔さんのこと

 会津大学で教員をされている社会学者の吉良洋輔さんが、2018年9月16日に亡くなりました。31歳でした。  本来、同じ職場である会津大学の先生方や、あるいは東北大の行動科学研究室の方、またPDの受入先であった東京工業大学のVALDESの方々、数理社会学会の会員の先生方といったような、もっとお近くにおられる方がたくさんいると思うので、私などに彼を悼む権利があるのか、そしてこうして文章を書くのが良いことなのかどうなのか、分からないままですが、彼はとても大事なことを私に教えてくれた友人のおひとりですので、こうして書こうと思います。  ある一時期、私はすごく初歩的ですが社会ネットワーク分析にハマって […]

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マイノリティーだから過剰同調する。自分にも覚えがある(毎日新聞寄稿「『生産性』を掲げる背景に」)

 毎日新聞大阪本社版の隔月のリレー連載が、今週の日曜版に掲載されています。ここ最近、じつは、ずーっと「生産性」という言葉が気になっていました。私の政治的な立場や主張とは全く距離のある議員の方が発された言葉でしたが、そうした言葉にみょうな「親近感」があったのもまた確かでした。  少なくとも、私にはただの「非常識な政治家の問題発言」というふうには思えなかったのです。過激な発言によってある種、キャラを立たせようとしてしまう彼女の姿に、勝手になにか重ねてしまうものがありました。  そこで、女性国会議員比率が極端に低いこの国で、彼女に(私に)この感覚を抱かせるものは何なのか、すこし考えてみました。 &# […]

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最近の対談、インタビューなど

・先月から今月にかけて、いくつかインタビュー、対談、コメントが出ているので紹介します。 – 高齢者描く漫画に共感 生きがいや不安、介護などに光当て 中高年読者、自らの将来重ね反響(共同通信発信、7-8月)  『傘寿まり子』『大家さんと僕』に代表されるような、高齢者の登場人物が活躍する漫画の増加についてコメントしています。漫画の消費者層が歳を重ねるにつれ、高齢者が脇役でなく主人公として描かれ、何に悩み、葛藤するかという部分を具体的に描く漫画が増えたように思います。個人的には学生さんにも漫画を読んでほしいなと思ったりしています。 – 世代を超えた社会運動は可能か? 思想押し […]

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