最近書いた記事・出た媒体いろいろ(と、この頃思っていること)

 最近書いたWeb記事関連などのまとめです。最近したことをご紹介したいというのもありますが、何も仕事していない日が続くと、罪悪感でこういうまとめを作りたくなってしまうのです…。

■ 『中公新書ウェブサイト』私の好きな中公新書3冊 私的な日常生活にこそ「政治」はある
http://www.chuko.co.jp/shinsho/portal/102030.html
 『贈与の歴史学』『高校紛争』『ドット・コム・ラヴァーズ』の三冊を紹介しています。最近は絶版になったものもKindleで読めるのがいいですね。

■ 『ホンシェルジュ』マンガを社会学する 「科学・技術と社会」編
 □ ヴァーチャルな恋人ができる時代 社会における「科学と技術」を探るhttps://honcierge.jp/articles/shelf_story/2077
 □ 社会を変えるために私たちができること 「社会運動」vol.2https://honcierge.jp/articles/shelf_story/1265
 月いちの連載で、社会学の概念を関連させながらマンガを紹介しています。楽しくやっています。

■ 文化系トークラジオ Life 『ポスト・トゥルースのその先へ』放送後記 Vol.1(動画)
http://www.tbsradio.jp/126827
 先日ゲスト出演したラジオ番組の「放送後記」ということで、動画配信されているようです。本の宣伝をさせてもらっています。出演する方としても楽しい番組で、深夜ですがとてもおもしろく参加しました。この後めちゃくちゃ寝ましたが…。

■ Yahoo!ニュース個人 富永京子https://news.yahoo.co.jp/byline/tominagakyoko/
 1月に3つ記事をアップロードしたのですが、その後最近何も書いていません…。何か「こういうことについて知りたい、書いてみて欲しい」ということがあればぜひお伝え下さい。

 こういう「研究に直接関係ない仕事」は、人によっては敬遠しがちだと思うのですが、私は比較的、楽しくやっています。その理由のひとつは、社会運動とも研究とも違うことをすることで、だいぶ違った価値観を取り入れられるというのがあるのかな、と…。先日刊行した『社会運動と若者』も、謝辞にも少し書いたのですが、やはりメディアや対談で色々な人(この中には、社会運動や社会学を敬遠していたり、批判的だったりする人ももちろんいらっしゃいます)とお話しなければ書けない本だったように思います。

 もうひとつ、これは私の一番大事にしていることですが、研究者じゃない友達の視界に入っていられることです。これもやっぱり新著の謝辞に書いたことですけど…。論文や本によって繋がれる研究者界隈もすごく重要ですが、同時に、一緒に世界の広がりや新しい達成を喜んでくれる身近な人の顔を見ていたいと思います。うまくいえませんが、その人の視界に入っているから、自分が自分なんだとわかることがあって、私はこういう仕事をするのも好きですが、友達がそれを読んでくれて感想を伝えてくれる、その中に自分がいることがとても嬉しいんです。

 『社会運動のサブカルチャー化』の「雑感」で書いたのですが、私には地元も故郷ももうなく、家族も半分なくしています。だから、ずっとあるもの、形の変わらないものを前提として生活していないほうなんじゃないかと自覚しています。私はここで想定している友達のことが本当にすごく好きだけれど、その人とずっと友達ではいられなくなる日が来るような気もするのです。
 その人が私ともう会えなくなったとしても、こうして活動していれば、ウェブで検索すれば私がどこで何をしているかすぐに分かりますし、もしかしたら偶然目に触れる場所にいられるかもしれません。ずっと一緒に居続けることはできなくても、一緒にいた過去は変わらないし、折に触れてそれを思い出すことが出来るんじゃないかなあと。だからその人がたとえ視界から私を見失うことになっても、気が向いて目を凝らせば見える存在でありたいといまは思っています。

 最後の写真は最近していただいた取材で、ゼミの学生さんと富永がインタビューを受けています。富永ゼミのレポートも反響が大きく、嬉しい限りです。学生さんも、知らない世界に触れることで学べるものがあればいいなと思います。

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