セミナー、著書の発売日、学会報告予定

ご無沙汰してます。現在はライデン(オランダ)に客員研究員として来ておりまして、ちょうど滞在も折り返し地点です。今回は文化人類学の専攻でお世話になっているのですが、同じ社会運動でもこう見えるんだとディスカッションのたびに新鮮な感動があります。最近の研究関連としては、以下のような感じです。

1) セミナー(ライデン大学)
9月22日(木)に開催されるライデン大学のセミナーで喋ります。タイトルは “The End of Alternative World”ということで、日本における近年の社会運動の意思決定や組織形成といった「バックステージ」が、どのような意図のもとでおこなわれ、またそれが過去の運動とどう異なるのかを議論したいと思います。現在執筆中の本の第4章・第5章にあたります。このテーマで論文もかければいいんですが……(弱腰)

2) 著書の発売日
著書『社会運動のサブカルチャー化――G8サミット抗議運動の経験分析』(せりか書房さんのサイトから目次http://ameblo.jp/sericashobo/entry-12199585091.htmlが見られます)の発売日が10月5日に決定しました。まだ出てきてませんが、カバーのデザインもかっこよいです。また書影やアマゾンのWebサイトなどが出てきたら、リンクを貼らせてもらおうと思います。

3) 学会報告予定
10月9日に開催予定の日本社会学会大会で、「若者の運動参加と社会運動の『動態』/『静態』 ——2000 年以降の若年層による社会運動を事例として」というタイトルで報告します。現在執筆中の新著の第2章・第6章にあたります。

今年度は10月に日本社会学会大会、11月に台湾社会学会大会で報告しますが、あとはおとなしく過ごす予定です。どうしても著書に時間を取られてしまっていますが、きちんと論文化もしたいと思っています…

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