富永ゼミのみんなにインタビュー:第一回 奥一貴さん

 富永ゼミについてより良く知ってもらうために、ゼミの3回生にインタビューを行っています。それぞれのメンバーに、富永ゼミを選択した理由や今勉強している内容を聞いています。単にゼミでやっていることだけでなく、ゼミ選択の理由、基準なども聞いていますので、富永ゼミに限らず、ぜひゼミを選択する参考にしてくださいね!

 今回IMG_5776のインフォーマントはメディア社会専攻の奥一貴さん。聞き手は、富永京子先生です。このインタビューは、聞き取り調査練習の一貫として第5回のゼミで行いました。

――奥さんはどんな基準でゼミを選ばれましたか?
 僕がゼミを選んだ基準は、まずひとつに、いろんな専攻から人が集まっていること、あとは開講一年目であることを基準にゼミを選びました。やっぱりメディア関連のことをやるにあたっては、いくらテクニックばっかりを理解していても、いい番組は作れないというか。実際に社会のことをわかっていないと、いい番組は作れないので。色んな気づきを与えてもらえる他の専攻の人と一緒に学びたいと思って、いろいろな専攻の人が集まるゼミにしました。一年目のゼミにしたかったのは、やっぱりゼロからつくり上げるというのが大好きなので。先輩がいらっしゃると心強い面もあるんですけど、やっぱりなんというか、同じ回生のみんなと集まって創りあげたいなという思いがありまして。
 あと、やっぱり最終的に決め手になったのは国際ゼミっていうことで、今、日本のメディアはすごく閉鎖的だって言われてるんですけども……グローバル化する時代には閉鎖的ではいけないと思うので、国際的な視点を持ったメディアのクリエイターになれるように、国際ゼミで学ぼうと思いました。二回生から、英語副専攻とグローバル・フォーカスを履修して、気付かされることがすごい多かったというか。やっぱり自分の目線が一つの方向にしか向いてなかったというか……「当たり前」が「当たり前」じゃなくなったというか。メディアの学びも確かに大事なんですけど、それは大講義とかで補って、ゼミはやっぱり自分の発想力を養う場にしたいなと思って国際ゼミにしました。

――メディア社会専攻に入られたきっかけは。
 メディア社会専攻を選んだきっかけは高校時代になるんですけど。高校の時僕は水泳部に入っていて、メディアとは全く関係のない生活を送ってたんですが、すごく人数が多くてまとまりがなかったんですよね。個人競技なので、みんなで何かをやるということがなかったので。その際に何かの拍子で、「皆でPV撮ろうじゃないか」って話になって。その中で自分がリーダーシップを取っていろいろやっていく中で、まとまりを感じられたというか。最後に誰かに発信するというわけではなかったんですけど、作る喜びを感じたので。作ってみんなで見てみんなで感動するっていう経験をしたので、「メディアっていいな」って感じました。これからメディアを学ぶにしても、技術を学んだところで、社会で何が起きているのかを知らないと、伝えたいことが伝えられないと思ったので。まずは社会を学ぶことが大事だと思って、メディア社会専攻にしました。

――富永ゼミのメンバーの印象は。
 第一印象はほんとに、カラフルというか。高校時代からすごい同質的なところで学んできていたので。こういう考え方もあるんだっていうことをすごく気付かされたというか。ゼミを選ぶ段階で結構色んな専攻から人が来るんだろうと思ったので、そういう風になるんだろうなと思ってたんですけど、その予想を超えてくるというか。第一回で輪読の文献を選ぶために、それぞれのおすすめの本を持ち寄ったんですけど、その際に一人として分野がかぶらなかった時にそう感じました。普段のゼミでは、なかなか自分は発言できてないと思うんですけど、他の人の意見を聞いてて「こういう考え方もあるんだ」って気付かされることも多いので、自分の思考の刺激にはすごくなっています。

――富永ゼミで過ごしてもう2ヶ月経ちますが、一番印象的だったのは?
 『弱いつながり』(東浩紀)の輪読が興味深かったです。自分、旅とか好きで、ネットもよく見るんですけど。「自分が何故旅をしているのか」ってことをあまり考えたことがなくて、あの本を読んで旅をするのは弱いつながりに出会うためというか、日常から抜け出すためというのがわかって、自分の行動に納得がいきました。当たり前のことではあるんですけども、それが理論立って整理されたというか……。なんとなくはインターネットの行動に対する影響とかわかってるつもりだったんですけど、それが具体的に何を意味してるかっていうことを、あの本を読んで理解することができました。
 特に印象に残った意見としては、僕はすぐ視点をメディアに惹きつけちゃうんですけど、ただ、それ以外にも社会を動かすものがあるというか。福祉的な視点とか、「スポーツと社会」みたいな視点は、今までの自分の中にはなかったので……。課題は、やっぱり自分、なかなか積極的に発言できてないと思うので、思いついたことはどんどん言っていこうかなと思います。

――これからの進路については、何か考えていますか?
 進路はメディア関連で考えていたんですけど、コンテンツに反映されているのは社会そのものというか……自分で何言ってるかよく分かんないんですけど、必ずしも人を動かしたり感動させられる仕事は、メディア関連だけじゃなくて。他の、たとえば旅行会社とかでも、人に感動を与えられるんじゃないかと思って。やっぱり、自分の興味の根本には、人を感動させることがあるんだと思っています。

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